文者の庵

-MONJA NO IORI-

孤独と自由は同じもの

孤独とは自由であり、自由とは孤独である。少なくとも今僕はそう感じている。いつからか誰かと歩調を合わせる事が苦手だ。

 

いつも独りでいた学生時代は独りでいる事を群れている連中から小馬鹿にされた事もある。あいつは友達がいないと。

 

悪い言い方をすれば学生時代は厳しい競争の連続だった。だから、殆どの人間が敵に見えた。仲間と思える人間に出会えたのは大人になってからの一定期間である。

 

今でも僕は遊ぶ事が苦手だ。余分な時間はあるが、何か有意義な事をしなければいけないと考えてしまう。だけれども、そういった余白を楽しむ事が大切なのかもしれない。

 

青年期が終わりつつあり、壮年期に入った僕の人生だが、やはり独りは気楽だなと思う。養う人間もいないので、今の所は自由気ままに暮らしている。

 

何かを背負いたい気持ちや、誰かと歩みたい気持ちを抱えつつも、何だかそういった自分の未来が想像できない。この人生では、あまりに多くの事を失い過ぎた。